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モデル評価 - 異常度可視化

 

異常度可視化とは?

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異常度可視化カードは、MLPカードの出力層をオートエンコーダーにしたとき、またはPCA異常検知モデル・ルールベース異常検知モデルと結線したときのみ使用可能です( 📘モデル開発 - 深層学習モデルの設計 (MLP) )。
オートエンコーダーモデルは教師なし学習の1つで、データカードにおいて異常検知モードで設定する必要があります( 📗データ確認/説明変数・目的変数の設定 )。
またMLPを用いる場合、学習が発散しないようにデータの正規化も必要です(📘データ前処理 - 正規化 )。
異常検知モードで学習したAIモデルにデータを与えた際の異常度(再構成誤差またはルールベース検知結果)を確認できます。
再構成誤差とは、入力したデータとオートエンコーダーを出力層にもつMLPモデルやPCA異常検知モデルから出力されたデータがどの程度の違いがあるのかを数値化したものです。
ルールベース検知結果とは、ルールベースモデル(条件式を設定し判定するベースラインモデル)により異常と判定される結果です。

異常度可視化カードの操作方法

結線(MLP・PCA異常検知)

評価対象のモデル(オートエンコーダーを設定したMLPまたはPCA異常検知モデル)と、時間窓切出し実行済みの評価データを結線してください。

結線(ルールベース)

評価対象のモデルと時間窓切り出し前の評価データと異常度可視化を結線してください。

実行

  • “実行” ボタンを押してください。
  • 処理時間が 20 分を超えるとタイムアウトし、処理が強制終了されます。

表示グラフ選択

  • 実行すると、再構成誤差の場合 Reconstruction Error、ルールベース検知結果の場合 Rule Based Error という系列名で表示されます。
  • モーダル内の凡例から詳細グラフに表示するパラメータを選択してください。
  • パラメータを選択すると、追加でプロットに描画されます。
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グラフ比較モードについて
異常度可視化カードでは「グラフ比較モード」がデフォルトでONになっています。
「グラフ比較モード」とは、2軸のスケールを揃えた状態でプロットを確認できる Node-AI の機能です。2軸のスケールを揃えた状態でプロットを確認することにより、異常発生と変数の関係性などを探りやすくなります。 「グラフ比較モード」をOFFにすると、異常度可視化カードと元データのスケールが大きく違う場合、グラフが見切れてしまうことがあります。

俯瞰グラフの操作

  • 俯瞰グラフエリアにカーソルを合わせると、カーソルが「+」「⇔」に変化します。
  • 「+」カーソルのままドラッグすることで詳細グラフの表示データ範囲を新しく選択できます。
  • 選択されたデータ範囲の上部で「⇔」をドラッグすることで表示データ範囲を並行移動できます。
  • 選択されたデータ範囲の左右で「⇔」をドラッグすることで表示データ範囲を拡張できます。
  • 詳細グラフ内でマウスホイールを操作することでも表示データ範囲を操作できます。

閾値の設定

  • 詳細グラフに、閾値を超えた部分が赤色ハイライト表示されます。
  • 詳細グラフ上の、閾値を示す横破線のラインをドラッグすることで、閾値の調整が可能です。
  • 設定画面の”異常度閾値”が”カスタム”に変わり、具体的な現在の閾値の値表示が変更されます。
 
  • “異常度閾値”のプルダウンから初期値(3σ 標準偏差の3倍)に戻すことができます。
  • また、閾値の数値は手入力で設定することも可能です。

グラフ最大値の設定

  • “Y軸の表示上限値”を設定することでグラフ最大値を指定できます。
  • 指定された最大値を元に再構成誤差の描画スケールが変更されます。

凡例の表示

  • 「目的/説明変数」として選択したカラム以外を合わせて確認したい場合、「すべてのカラムを表示」を選択してください。

評価結果のダウンロード

  • ダウンロードボタンを押すことで再構成誤差・ルールベース検知結果が CSV ファイルでダウンロードできます。
 

作成したモデルのAPI化と利用

異常度可視化カード実行後、Node-AI モデルAPIサービスを利用することで作成したAIモデルをAPIとして利用することができます。
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異常検知モードでNode-AI モデルAPIサービスを利用できるモデルは現状MLPのみとなっております。
APIを利用することにより、APIを介して作成したAIモデルを外部アプリケーションから利用することが可能です。これにより、外部アプリケーションでリアルタイムな推論を行うことができるようになります。
詳細は以下のマニュアルをご参照ください。
Node-AI モデルAPIサービス2025/1/5 15:282025/5/2 18:22