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モデル開発 - FastGSCADモデルの設計

FastSGSCADとは

 
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FastGSCADはNTTコンピュータ&データサイエンス研究所が開発した手法です。詳細はこちらの論文で公開されています。

FastGSCADの特徴

  • 大規模なデータに対しても比較的高速に学習することができます。
  • (Node-AIでは1カラムが1グループとして設定されるため)重要なカラムのみを特徴量として選択するように学習されます。

FastGSCADが有効な場面

  • 説明変数カラムのうち、特定のカラムの値が重要であると考えられる場合
  • モデルの解釈性を上げたいとき(特徴選択されるカラムが少数となるため解釈性が向上します)

FastGSCADの活用例

特徴量選択の模様を確認するには 要因分析 カードを使用します。
FastGSCADの要因分析では、各特徴量の重みがヒートマップで表示されるため、特定のカラムに集中して値が強くなる傾向が確認できます。

FastGSCADカードの操作方法

各種パラメータの設定

パラメータ名概要
gammaSCADペナルティ
lamb特徴選択(正則化)の強度を設定します。値が大きいほど、少数の特徴量を重要視するように動作します。

設計の保存

  • “実行” ボタンを押して、設定を保存します。
  • 設定内容に矛盾が存在する場合は、エラーが表示されます。
  • 処理時間が 5 分を超えるとタイムアウトし、処理が強制終了されます。この場合は再度実行をお試しください。再度実行しても結果が表示されない場合は、お手数ですが Node-AI サポートへお問い合わせください。