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Node-AI モデルAPIサービス利用の流れ
全体ステップの流れ共通のステップStep1. AI モデルを作成Step2. 推論API/学習APIを作成Step3. APIキーを作成推論APIのみを利用パターンStep4. 推論API:推論値を取得学習APIも利用するパターンStep4. 学習API:学習用ファイルをアップロードし、学習を実行Step5. 学習ジョブAPI:学習の進捗状況を確認Step6. 推論API:推論値を取得
全体ステップの流れ
Node-AI モデルAPIサービス(以下、モデル API)を利用する際には下記のような 2 パターンの流れを想定しています。
詳細な手順は後述のページで説明します。ここでは各ステップの簡単な概要と Node-AI 特有の概念について説明します。
- 推論 API のみを利用するパターン

- 学習 API も利用するパターン

共通のステップ
Step1~3 は推論 API のみ利用するパターンと学習 API も利用するパターンどちらもでも共通となっています。
Step1. AI モデルを作成
Node-AI のブラウザ操作で AI モデルを作成します。AI モデルの作成は、回帰タスクであれば評価カードの実行、異常検知タスクであれば異常度可視化カードの実行によってそれぞれ行われます。
単語/概念 | 意味 |
---|---|
AI モデル | Node-AI にアップロードしたデータによって構築された AI モデル |
Step2. 推論API/学習APIを作成
Node-AI のブラウザ操作で推論 API または学習 API を作成します。推論 API または学習 API で対象となる AI モデルは、
API 作成時に選択可能です。
単語/概念 | 意味 |
---|---|
推論 API | API 作成時に選択した AI モデルで推論するための API |
学習 API | API 作成時に選択した AI モデルで学習を行い新たな推論 API を作成するための API |
API 作成時に選択可能な AI モデル | API を作成したいチーム内のキャンバスで評価カードもしくは異常度可視化カードが実行された際の AI モデル |
Step3. APIキーを作成
単語/概念 | 意味 |
---|---|
API キー | API 利用に必要な認証鍵 |
推論APIのみを利用パターン
Step4. 推論API:推論値を取得
作成した推論 API に対して AI モデルが必要とするパラメーターとともに HTTP リクエストを POST で送信することで推論値を取得します。
単語/概念 | 意味 |
---|---|
推論値 | 推論 API 作成時に選択した AI モデルがパラメーターに基づいて出力した値 |
パラメータ | Base64 化された CSV ファイルデータや推論期間など AI モデルが必要とする値 |
学習APIも利用するパターン
Step4. 学習API:学習用ファイルをアップロードし、学習を実行
作成した学習 API に対して学習用データセットと AI モデルが必要とするパラメーターとともに HTTP リクエストを POST で送信することで、学習を実行して新たな推論 API を作成します。
HTTP リクエストが成功した場合、学習を実行するための学習ジョブが作成されます。
単語/概念 | 意味 |
---|---|
学習ジョブ | AIモデルが学習するための一連の処理 |
Step5. 学習ジョブAPI:学習の進捗状況を確認
Step5 で学習の HTTP リクエストが成功した場合に作成された学習ジョブのステータスを確認します。
学習ジョブは最終的に必ず failed・canceled・completed のいずれかのステータスになります。
単語/概念 | 意味 |
学習の状況 (学習ジョブのステータス) | 下記の5つの状況が存在する ・waitingToRun:実行準備中 ・running:実行中 ・failed:実行失敗 ・canceled:実行キャンセル ・completed:実行完了 |
Step6. 推論API:推論値を取得
上述した通りです。