📘

データ前処理 - AIアシスト付きカスタム前処理

 
⚠️
こちらの機能は現在ご利用いただけません。 今後のアップデートを今しばらくお待ちください。 お急ぎの場合やご質問がございましたら、問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
 

AIアシスト付きカスタム前処理とは?

AIアシスト付きカスタム前処理カードは、カスタム前処理カード(📘データ前処理 - カスタム前処理 )に、生成AIによる補助機能を付与したカードです。
 
カスタム前処理カードと同様に、データの前処理を任意の Python コードの実行により行いますが、その Python コードの作成を、自然言語によるプロンプトから自動変換で行うことができます。
生成AI は Python コードの作成補助の目的でのみ使われており、カードの実行中には用いられません。(そのため、一度作成済みの学習フローを使ってオフライン環境下で推論させる場合にも、このカードを含んでいても問題なく利用できます)
 
カスタム前処理と同様に、AIアシスト付きカスタム前処理でも以下のような制約があります。
  • 教師あり学習タスクの場合
    • カラムの追加をした場合は、説明変数として追加されます。
    • 目的変数のカラムを削除はできません。
    • 目的変数が説明変数に含まれている場合。
      • 目的変数を参照した処理ができます。
    • 目的変数が説明変数に含まれていない場合。
      • 目的変数自体の値の変更は可能ですが、目的変数の値を利用して説明変数の値を変更は出来ません(推論アプリケーション Node-AI Berry で推論する際に目的変数は 0 として扱われます)。
  • 教師なし学習タスクの場合
    • カラムの追加をした場合は、説明変数と目的変数の両方に追加されます
    • カラムを削除すると、説明変数と目的変数の両方から削除されます
 
その他、カスタム前処理と同様に、以下のような挙動を示します。
  • 実行コードはレシピに反映されます
  • カスタム前処理が実行された履歴は実験管理には表示されません
  • 学習モデルダウンロード時の前処理パイプラインに実行コードが保存されます

AIアシスト付きカスタム前処理カードの操作方法

結線

対象データを結線してください。

実行コードの設定

 
初期状態では左領域に の関数定義と の返り値定義がされています。 引数である df(形式) を入力データとし、返却されたデータ(形式)が前処理結果として利用されます。
入力データと 文の間に実行コードを設定することで、独自の前処理を記述できます。
ここまでは、通常のカスタム前処理カード(📘データ前処理 - カスタム前処理 )と同様の挙動になります。
 
 
AIアシスト付き前処理カードではさらに、左領域に「コード」タブだけでなく「プロンプト」タブを持っており、「プロンプト」から「コード」を自動変換することができます。変換の際は、「プロンプトをコードに変換する」ボタンをクリックします。

実行

  • 設定した実行コードに従い前処理が行われます。
  • 処理が成功すると、メッセージが表示されます。
  • 実行コードに標準出力処理(文など)があれば、「コード」タブ右領域に表示されます。
  • 実行コードに文法的なエラーがある場合も右領域に表示されます(一部のエラーはメッセージ領域に表示されます)。
  • 処理時間が 20 分を超えるとタイムアウトし、処理が強制終了されます。

処理結果の確認

  • 必要に応じて、表形式、統計量、グラフ形式で結果を確認してください(統計 タブや グラフ タブから確認できます)。