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API を用いた推論の手順(Mac/Linux)(プレビュー)
モデルAPIは現在プレビュー機能です。
推論
ユーザーのPC等からNode-AI モデルAPIにデータを送信し、推論結果を取得します。
まず、インターネットに接続されたご自身のPCでTerminalを開いてください。

API利用例を参考に、ターミナルから推論を実行できます。
事前準備
Node-AIの画面から以下の値を事前に取得しておいてください
- APIキー
- 利用するAPIのURL
利用するAPIのURLは、API利用例の手順5.のコマンド内に記載されているURLになります。
例)
APIキーの保存
はじめに、事前準備で取得したAPIキーを環境変数に保存します。
の箇所を取得したAPIキーに書き換えて以下のコマンドを実行してください。
複数のNode-AI モデルAPIを1台のPCから使用する場合、環境変数名NODEAI_MODEL_API_KEY を別の名前に書き換えてください。この時、環境変数名は自由に名づけることができますが、以降のコマンドで環境変数名を書き換えて実行する必要があります。
また、APIキーの再生成をした場合、NODEAI_MODEL_API_KEYを再度設定する必要があります。
CSVファイルパスの保存
Prophetのモデルを利用して推論を行う場合はこちらの手順は不要です。
次に、推論で利用するCSVファイルのパスを環境変数に保存します。
の箇所を推論で利用するCSVファイルのパスに書き換えて以下のコマンドを実行してください。
ファイルパスは、絶対パスと相対パスが存在します。ここでは、どちらの方式であっても問題ありませんが、相対パスの場合、実行可能なディレクトが限定されます。原則として、絶対パスをお勧めします。
複数のNode-AI モデルAPIを1台のPCから使用する場合、環境変数名NODEAI_INFERENCE_CSV_FILE_PATH を別の名前に書き換えてください。この時、環境変数名は自由に名づけることができますが、以降のコマンドで環境変数名を書き換えて実行する必要があります。
次のコマンドで、ファイルの存在を確認します。もしも、ファイルパスが間違っているといった要因により、ファイルにたどり着けない場合にエラーになります。
推論APIの実行
コマンドを実行する前にcurlコマンドをインストールしてください。OSや環境によってインストールされていないことがあります。
コマンドを実行し、推論結果を取得します。
コマンド実行後、推論結果の応答まで数十秒の時間がかかる場合があります。
実行するコマンドはモデルによって異なりますので、以下参考にコマンドを実行するようにしてください。
Prophetのモデル以外を利用する場合
Prophetのモデル以外を利用する場合は以下のコマンドを実行してください。
は事前準備で取得したAPIのURLに書き換えてください。
このコマンドを実行すると一定時間後に以下のような返答を受け取ります。
columnsには予測対象、resultsには、予測した時刻とともに、予測値が含まれています。
Prophetのモデルを利用する場合
Prophetのモデルを利用する場合は推論したい期間を指定する必要があります。
期間指定の方法は、コマンドを実行する際に と を設定することで指定することが可能です。
と の詳細については以下参照してください。
名称 | 説明 | 設定が必須か | 形式 |
Prophetを利用して推論したい期間の開始時刻を指定する | 必須でない →設定しない場合は「モデル作成時に利用した学習データの最後の日付」が利用されます。 | 例: 2025-01-01 12:00:00 | |
Prophetを利用して推論したい期間の終了時刻を指定する | 必須 | 例: 2025-01-31 12:00:00 |
Prophetモデルを利用するためのコマンド例を以下に記載しますので、こちら参考にコマンドを実行してください。
上記コマンド内で、、、という文字列がありますが、こちらは適宜以下に変更して実行してください。
- :事前準備で取得したAPIのURL
- :Prophetを利用して推論したい期間の開始時刻を で指定
- :Prophetを利用して推論したい期間の終了時刻を で指定
このコマンドを実行すると一定時間後に以下のような返答を受け取ります。
columnには予測対象、resultsには、予測した時刻とともに、予測値が含まれています。
これらの実行結果を基に、別のシステムと連携したり、ダッシュボードを作成してください。